持たざる者が時間を武器に金持ちになる

貧乏出身、現在進行形で貧乏な男が30年後に金持ちになるまでの軌跡を見せる。楽天VTIと運命を共に

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<投資初心者がやる>そもそも楽天VTIを20年持ってたらなんで利益が出るの? って話。あと積立NISAってスゲーんだぜ! 『無分配型』と特定口座のコンボで『税の繰り延べ効果』を実感しよう! って話<米国株投資信託>

どうも。金持ちになりたい僕です。

 

楽天VTIという投資信託を買って20年間保有するとなぜ利益が出るのか? 僕も最初は知らなかったこと。今知らないって人はこれから勉強していけばいい。インターネットは力を貸してくれる。

ただし情報の取捨選択も自分でやらなくてはならない。この世に絶対は無く、自分の身を守るのは自分自身しかいない。投資に限らず行動は自己責任で。

 

 

 

 

 

まず投資信託とはなんだろうか、ETFとはなんだろうか

という人は以下のページで詳細に語られているのでゴーだ。

www.rakuten-sec.co.jp

www.toushikiso.com

 

リンク先を読んでもらうとわかるが、非常にややこしいことにETFも投資信託の一種である。より詳しく言うと『株式と投資信託のハイブリッド』がETFなのである(投資信託の方が歴史が古く、後発のETFは良いとこ取りをしたような感じ)。ただ便宜上、この記事ではETFと投資信託は別物として扱う。

 

楽天VTIは投資信託であり、その名の通りに『VTIという商品』を『投資家から集めたお金』で『楽天証券が購入して運用する』というものだ(『投資家』が『証券会社』に『信託』して投資をしてもらう、の方が分かりやすいかも)。そして本家VTIは『米国株式のほぼすべてを網羅したETF』である。事前知識として非情に適切な図があったため拝借する。

f:id:Hmiroku:20180815162323j:plain

https://www.toushikiso.com/tousin/toushin_etf.html

 

なぜ信託報酬が違うのか。上から順に個別株、ETF、投資信託で概略図を描くと

 

 購入者        仲介業者         購入する商品

 個人  ⇔                    米国株式

 個人  ⇔        ⇔ 米国の業者     米国株式

 個人  ⇔  日本の業者 ⇔ 米国の会社 ⇔   米国株式

 

投資信託(楽天VTI)については良い図があったため載せておく。

 

楽天ã°ã­ã¼ãã«æ ªå¼ãã¡ã³ãã®ä»çµã¿ã¤ã¡ã¼ã¸

https://www.rakuten-toushin.co.jp/fund/nav/rivue/

 

このようになる。間に入る業者が多いほど手数料が上がると思ってもらえば良い。そして僕のおすすめは『楽天VTIという投資信託を積立NISAで買う』ことだ。これが何を意味するかは後程記す。

 

 

さて利益の話だ。投資における利益は二つから成る。

キャピタルゲインインカムゲイン

 

キャピタルゲイン

100円の値段で買ったものを今貴方は持っている。これが現在の市場価格で110円で売れるとしたら。そして貴方がこれを110円で売ったとしたら。

110-100=10

で見事10円をゲットすることになる。保有している資産の値段が変わり、それによって収益を得ることが出来た。この10円がキャピタルゲインと言われるものだ。

ただし値段が変動するということは、下がる場合もありうるということだ。そこで何を保有するかが大事になる。その場合保有すべきとして真っ先に挙げられるのが米国株式である。中でもおすすめなのが米国株式を網羅するETFを投資信託化したもの、そう楽天VTIである。これに投資するということは自分のお金を米国経済の発展に賭けたということ。そしてこの選択はきっと間違いじゃない。歴史がそれを証明する。

 

haiagare.hatenablog.com

 

リンク先に真っ先に表示される図の通り、米国株式は200年の歴史において成長し続けてきた。20年という区間に限定したとしても、どのように区切ってもその多くが株価を伸ばすことが出来ている。よって米国株式を網羅した楽天VTIの長期保有はキャピタルゲインをほぼ確実に得ることが出来る最強の手段なのである(あくまで『ほぼ』だ。100%儲かる話なんてこの世には存在しない)。

 

対極的に短期トレードでキャピタルゲインを得ようとする手法もあるが、これはお勧めしない。なぜなら多くの人間は投資に関して素人であり、百戦錬磨のトレーダーや台頭するAIに太刀打ちできるはずもなく、その多くが優良株式の長期保有に大きく後れを取ることになる。僕も含めて、一般人は大人しく長期保有をするのが吉である。急いては事をし損じる、だ。

 

さて投資信託においては、基準価額が上がった際にその値より低い値で保有していた投資信託を売却することで得た利益がキャピタルゲインとなる。基準価額とは何ぞや? という人に向けてわかりやすい図があったので同リンク先より拝借させてもらう。

 

åºæºä¾¡é¡ã®å³

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/learn/about/

 

2018年8月現在の楽天VTIの基準価額は11,086円である(2018年10月現在では11,400円を上回っている)。これが20年後に上がっていればその差がそのまま利益となる。そしてそれはほぼ確定しているのだ。なぜなら本家VTIは順調に成長しており、そして楽天VTIは『無分配型』だからだ。さらに積立NISA口座ならその諸々の利益が非課税で丸々懐に入る。みんなやろうぜ積立NISA。優しい人が僕に教えてくれたように、僕も知らない人に教える番である。

www.rakuten-sec.co.jp

 

基準価額がどうやって上がるかは別の記事に書いたのでそちらを参照されたし。

haiagare.hatenablog.com

 

 

インカムゲイン

 

銀行でいうところの利息だ。その定義は『資産を保有することで安定・継続的に受け取ることのできる現金収入』。つまり投資でいえば配当金のことである。

本家VTIの配当金は1.6~1.8%程度(2018年10月11日現在では2.0%まで上昇)。つまり100万円分VTIを持ってたら年間配当で2万円弱貰えるわけだ(四半期配当なので3,6,9,12月それぞれに2万円の4分の1ずつが入ってくる)。

これをそのまま再投資すれば雪だるま式にどんどん資産は増えていく。諸説あるものの、かのアインシュタインも称えたという複利の効果を実感することが出来る。簡単にだが複利効果を利用した資産形成のシミュレーションをリンク先で行うことが出来る(金融庁のお墨付き!)。是非自分でも試してみてほしい。お金の力を感じることができる。

なおこのシミュレーションは非課税が前提なので、是非とも積立NISAで運用したい商品の実際の年利でやってみてほしい。希望が生まれる。

www.fsa.go.jp

 

前述のように米国は配当を年4回出すパターンが多く、これを四半期配当と言うようだ(本家VTIは3,6,9,12月。いずれも25日前後と思われる)。対する日本は年1回か多くても年2回がほとんど。これは株主に利益を還元する姿勢の差である。

年4回の方が株主に利益を還元するスピードは速い。米国の方が株主を大事にしていることは明白であり、これもあって日本株ではなく米国株に投資する理由となりうる。

 

税金の話

 

さて、楽天VTIを購入し20年間保有することで利益を得られるであろうことは分かってもらえたと思う。しかしここで大事なことを伝えておく。我々には義務があるのだ。それは利益が出たら税金を払うこと。キャピタルゲインについては、長期保有している限りは利益確定するその瞬間まで税金はかからない。しかし配当、そうインカムゲインは違う

 

本家VTIなどのETFでは上記の配当が投資家の懐に入る。米国での課税(10%)と日本での課税(20.315%)を経て。これが所謂二重課税というやつだ。恐ろしい。

 

その仕組みについて詳しく説明する。まず米国で配当に対し10%課税されるから、元の90%で日本に配当として振り込まれる。んでそれにさらに20.315%の税がかかるから・・・・・・90×0.20315=18.2835

全部合わせると・・・・・・10+18.2835=28.2835

 

28.2835

28.2835

28.2835

 

やばくない? 頑張って給料からコツコツ積み立てて購入した株式からやっと貰えた配当が、ETFでは28.2835%も税金として取られのだ。いくら信託報酬が破格の安さだったとしてもこの課税はなかなかに重い。二重課税という言葉の重みが良くわかる。

 

 

 

※ちなみに『全世界』等の日本や米国以外の第三国を含んで投資対象としているファンドでは『米国・その他外国・日本』の三重課税を食らうというパターンもある。その点でも二重課税に抑えられる時点で既に楽天VTIが有利なのだ。

 

 

 

だからこそここで出てくるのが積立NISAと投資信託のコンボだ。現時点で日本国内において複利効果が最大となる手法だ。積立NISAで楽天VTIを扱うと、その一切の利益が日本国内において非課税となる(米国においては適用されない。よって配当に関しては10%が変わらず課税されることに注意。しかし28.28365%と10%。その差は歴然である)。

無分配なのでインカムゲインはもともと存在しないが、その代わり配当はプールされ基準価額は伸び、最終的に利益確定した際にその分割増しで利益となる。よって実質的にキャピタルゲインインカムゲインも日本の税金から解放されているのだ。つまり最強。なんてすごい話なんだろうか。

しかし、残念ながら積立NISAは『年間40万円』しか枠が存在しないのだ。最長20年で800万円、それだけ聞くと大金だがまだ少ない。もっと投資をしたい。でも特定口座だと複利の力が積立NISAより弱くて残念だなぁ。

そう思ったあなたは賢い。だがもっと賢くなれる

 

楽天VTIなら特定口座でも複利パワーを十分強くできる

 

この話の肝は、楽天VTIが現状配当を出さない方針であること。これを『無分配型』の投資信託と言う。これは配当金が消滅するということではなく、配当を僕たちという投資家を介さずにそのまま再投資してくれるということである。

まず覚えてほしいことは、『利益が確定すると税金を払う』ことになるということ。つまり確定しなければ税金は発生しない。仕組みとしてはこうだ。

 

楽天VTIを運用する日本の証券会社は米国で10%課税された配当を受け取り、それをそのまま再投資してVTIを買う。僕たち投資家はその分保有する楽天VTIの値段が上がり、しかしインカムゲインはゼロなのでそれに対し課税されることはない。そしてキャピタルゲインに対する20.315%の税金も利益確定するまでは発生しない

つまり『無分配型』は売らずに保有している限りは課税がゼロである(あくまで日本国内において)。このことを税の繰り延べ効果という。そして、ただ税金の支払いを先延ばしにするだけならこんな大層な名前は付けられない。税の繰り延べ効果、その力を証明しよう。

 

ここで以下の計算結果を見てほしい。課税額の違いを考慮した計算をしてみた。『無分配型』で配当再投資をしたもの(というか無分配なら勝手に再投資になる)、『配当受取』で配当再投資をしたものでどちらも特定口座で取引を行ったものとして考える。

 

年利10%(7%にしたかったけど計算クソめんどくさいから許して)の投資信託がαとβの二つのファンドがあると仮定する。αは『無分配型』、βは『分配再投資』とする。ベータは年利10%すべてを配当として出すものとする。

両ファンドの基準価額は1万円、これを100口(100万円分)購入するとする。課税額は20%(これも計算めんどくさいから許して)とする。計算は桁数が半端ないことになったので有効数字を小数点以下2桁でいく。

 

年数 α β
0 100 100
1 110 108
2 121 116.64
3 133.1 125.97
4 146.41 136.05
5 161.05 146.94
6 177.16 158.7
7 194.87 171.4
8 214.36 185.11
9 235.8 199.92
10 259.37 215.91
11 285.31 233.18
12 313.84 251.83
13 345.22 271.98
14 379.74 293.73
15 417.71 317.23
16 459.48 342.61
17 505.43 370.02
18 555.97 399.62
19 611.57 431.59
20 672.73 466.12
 

f:id:Hmiroku:20180815185822p:plain

 

 

グラフからもう明らかだけどさらに追い打ち。20年目に利益確定したとして、

 

・αは利益確定した時に税金がかかるため672.73×0.8=538.18万円

・βは466.12万円

 538.18-466.12=72.06

その差は実に72.06万円。原資は同じ100万円、分配金も全額再投資に回しているのにこれだけの差が生まれる。その理由はシンプルに、配当に対して課税されない分、複利の力が『無分配型』の方が『分配型』より強いから。

『分配型』でも配当再投資をすることで複利の力を生むことはできる。だが弱い。『無分配型』がいかに優れているか分かってもらえただろうか。しかもこれは追加入金無しの結果なのである。原資100万円に毎年60万円追加していくとすると・・・・・・その差は恐ろしいほどに広がる。

しかもグラフをもう一度見てほしい。年数が経過するほどに差は広まるばかりで、さらに10年後を想像するともう楽しくて仕方がない。なお『無分配型』であろうと特定口座なら利益確定した瞬間、積立NISAとは違い税金が襲い掛かってくることだけは注意だが、それでもパフォーマンスの良さは実証された。特定口座ではどうしてもこれは避けることが出来ないので甘んじて受け入れよう。如何に積立NISAが最強なのかが分かる。

まとめると

 

・積立NISA:最強

・特定口座(『無分配型』):強者

・特定口座(『分配再投資』):それなり

・特定口座(『配当受取』):ノーマル

 

あくまでイメージだがこんな感じだ。積立NISA万歳。複利の力をどうにかして強めるのが最重要課題だ。

 

おさらい

だが重要な話だ。配当の扱いについては『配当受取』、『分配再投資』、『無分配』の3つがある(『無分配』は後から投資家が自分で選択することはできない。最初からそう言うファンドである必要がある)。

現在楽天VTIは『無分配型』であり、これのおかげで積立NISA枠の40万円を超えた分を特定口座で運用しても強い複利効果が期待できる。

だがもし楽天VTIが『無分配型』から『分配型』になってしまったら史上最悪の改悪である

先ほどの計算及び比較によって「配当再投資の設定にしたらいいじゃん」と思う人はもういないだろう。『分配型』の配当再投資は

 

楽天証券「配当出たからお前の口座に振り込むわ(ここで20.315%課税)。んで、これどうする?」

僕「受け取るわ or めんどいからそのまま再投資してくれや」

 

というように『分配型』は配当を受け取ろうが再投資しようが既に課税されているのだ。特定口座では税の繰り延べ効果が消滅してしまい、積立NISAと同等のパフォーマンスを発揮するのは不可能になってしまう。積立NISAならこれは回避できるが年間40万円の枠は少なすぎる。よってどうしても特定口座での運用を余儀なくされる。

だからどうか楽天VTIはこのまま『無分配型』でいてほしい。証券会社の方、よろしくお願いします。

 

 

色々書いたが、こんな感じでお金をうまーく回せる体制を整えれば、あとはコツコツ仕事の給料を積立に回すだけで気付けばでっかい資産が形成されるということになる。ビバ複利。ビバ積立NISA。

 

僕は資産形成のスピードが落ちてしまうのが嫌だし、証券口座や通帳の残高を見るだけで心が満たされる人間なので投資信託をやる。しかしETFのような配当分配型にもいいところはある。

それは定期的に配当が出るので『投資をしている実感が得られる』こと。インデックス投資は手軽な分、自分が何をしているのかあまり実感もないことが苦痛に感じる人もいる。確かに漠然とした状態のまま20年間も同じことを続けるのは、人間の心理的にもなかなかつらいものがあるかもしれない。

何かお金が要りようだったら配当金から出すこともできるという安心感もある(まあ、それを避けるための生活防衛資金だと思うが)。

 

ただまあ、配当が出ることで課税される方が僕にとってはストレスのようなので楽天VTI一本でいく決意に鈍りはない。要するに自分に合った方法でやろうということだ。どっちにしても投資をしてない人より金持ちにはなれる。僕はそんなに配当に魅力を感じていないので投資信託を選択した。そうじゃない人も居る。それだけ。

 

ここで唐突に一句

 

狼狽えず

調子に乗らず

淡々と

 

インデックス投資家の合言葉だ。みんな、ゆっくり金持ちになろうぜ。あとエクセル使えるようになりたい。

 

 

ではでは