持たざる者が時間を武器に金持ちになる

トータルリターンを常に公開。貧乏出身で現在進行形で貧乏な20代の若者が30年後に金持ちになるまでの軌跡を見せる。楽天VTIが投資の軸

MENU

<信託報酬>楽天証券はやはり有能。楽天VTIの実質コストの乖離と遷移を振り返ってみる 〜0.1696%→0.311%→0.245%〜 <楽天・全米株式インデックス・ファンド>

どうも、僕です。

 

インデックス投資家は基本的に暇なので、しばしば刺激を求める。

 

無駄に時間が余っているので、信託報酬を細かいレベルで算出しインデックス投資家同士互いの投資銘柄について造詣を深めていくのだ。

 

好きなものの話をする時には途端に早口になる様はまさにオタクっぽい。長期投資にハマる人は皆大小オタク気質を持っているのかもしれない。

 

 

ま、それは置いといて。

 

 

今回はしばしば取り沙汰される楽天VTIの信託報酬について書く。

 

 

 

 

 

 

優良な投資信託の大前提は『高リターン』で『低信託報酬』であること

多分このページに来るような人は分かっているだろうけど一応確認。

 

インデックス投資家は、『同じようなリターン』を約束するAとBの二つの投資信託があるとして

 

 

  • 信託報酬の高い投資信託A
  • 信託報酬の低い投資信託B

 

 

があれば間違いなくBを選ぶべきだ。

 

以前の記事で実際に計算したが、どれほどリターンが高くとも信託報酬が高ければ我々が受け取ることのできる利益は少なくなってしまうから。

 

 

楽天VTIは書類上は理想的な投資信託

楽天VTIについて改めて確認しよう。

 

 

  • 忘れられがちな正式名称:楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • 目論見リターン:年利7%(本家VTIを追従)
  • 信託報酬:0.1696%

 

 

というまさに『高リターン』かつ『低信託報酬』を体現している。だからこそ僕は投資しているわけだが、ここで一つ問題がある。

 

それは楽天VTIの『信託報酬』と『実質コスト』が乖離していることだ。

 

 

楽天VTIには信託報酬と実質コストの乖離が存在する

2017年に設立された楽天VTIは、2018年9月あたりに1周年を迎えた。

 

その際に公開された運用報告書よりわかる実質コストはいくらだと思う?

 

 

  • 0.311%

 

 

当初の信託報酬0.1696%と比べるとなかなか乖離している。

 

次に2019年1月に公開された楽天VTIの運用報告書から実質コストを読み取ろう。

https://www.rakuten-toushin.co.jp/news/pdf/20190131.pdf

※画像をクリックすると運用報告書に飛ぶ

 

んでこの中の数字と計算式 : 『実質コスト  =  (運用報告書記載の合計コスト率) ✖️ 365日 /(決算期間)』より現在の実質コストが導き出せる。

 

 

  • 0.245%

 

 

となる。これにより当初の信託報酬から楽天VTIは実質コストを以下のように遷移させている。

 

 

実質コストの推移

 

 

  • 0.1696%(2017年当初に設定された信託報酬)
  • 0.311%(運用開始1年後に公開された実質コスト)
  • 0.245%(運用開始1年4ヶ月後となる2019年1月に公開された実質コスト)

 

 

一体なぜこのように信託報酬と実質コストに乖離が起こっているのだろうか。そしてその乖離が時とともに小さくなっているのは何故だろうか。

 

それについて楽天証券から回答がある。

 

 

ファンドの設立当初は色々と余計なコストがかかるもの(らしい)

まず最初に公開された実質コストが0.311%と当初よりも増大していた件について。

 

 

  • 楽天証券「原因はわかっているし、いずれ時間とともに解決する」

 

 

というのが楽天証券の見解だった。

※実質コストが信託報酬より高いことが広まってからめちゃくちゃ早く対応してきたから必死感があったのが面白かったのは余談

 

 

んでその原因としては

 

 

  • ファンドの設立当初は投資家も少なく、いわゆる『本家VTIのまとめ買い』ができずに目論見よりも高く購入しないといけなかった

 

 

と言うことらしい。詳しく知りたければ運用報告書は公開されてるから自分で読もう。

 

んで、この理論なら確かにファンドが何年も続いていけば余計なコストがかからなくなる。つまり時間とともに乖離は無くなっていくという話は筋は通っている。

 

そして確かにたくさん買うと手数料が減って安くなるのは庶民にもイメージしやすいが……

 

 

 

本当にそうか?

 

 

 

何事も鵜呑みは良くない。まずは疑ってかかるべし。

 

この『疑う』精神はインデックス投資家にとって普遍的なものだったらしく、楽天証券のこのメッセージが周知されてなお、実質コスト公開当時のインデックス投資界隈は騒然としていた。

 

 

しかしそれは杞憂だったようだ。

 

 

時間経過とともに楽天VTIの実質コストはしっかり低下した

先ほども書いたが、時間経過とともに実質コストは0.245%まで低下した。

 

これは楽天証券の言い分を裏付けることになる。つまり僕らインデックス投資家やエセインフルエンサー達が散々騒いでたのは心配無用だった訳だ。

 

よかったよかった。

 

 

そもそも0.311%は『高過ぎる』なんて事はない

ちょっと論点がずれるが、日本のメガバンクが売り込んでくるようなゴミ投資信託と比べれば0.311%も相当に低コストである。

 

まあ本質は『設定との乖離がある』ことが問題だったのだが。乖離の原因を放置すればそもそもの高リターン保証も怪しくなってしまうし。

 

しかしそれは今解決に向かっているのでもう良いだろう。一先ずはこの件について疑うのを僕は止めた。

 

 

要するに楽天証券は迅速な回答という誠意を見せ、楽天VTIはやはり信用に値するということだ。よって僕は引き続き楽天VTIへの投資を継続する。

 

何年かかるかはわからないけど、いずれ本来の信託報酬0.1696%と実質コストの乖離は限りなくゼロに近づくだろう。

 

はてさてどうなっていくのか。これからものんびり見守っていくぞよ。

 

 

 

まとめ

 

 

  • まずは疑うことが大事。そして解決したら前を向くのも大事
  • そもそも0.311%でも十分安い
  • ただし『当初の予定信託報酬との乖離があった』ことは問題(信頼に関わる)なので引き続き用心はすべき
  • 0.245%と有言実行で実質コストは下がったので楽天VTIは投資先として安心できる

 

 

ということ。とりあえずまた来年あたりに実質コストを計算してみよう。これで0.245%より下がっていたら完全にシロだ。

 

まあどうせ30年は持つからいきなり0.5%以上とかにならない限りバイ&ホールドするのみだけどね。

www.haiagare-sasami-r-vti.work

 

インデックス投資のいいところは放置できるところ。願わくば『信託報酬激増による乗り換えせざるを得ない状況』とかにはならないでほしいね。

 

 

2019年3月11日追記。バンガードが信託報酬をさらに下げた

バンガードがVTやVYMの信託報酬を下げて、楽天バンガードも同じだけ手数料下げたらしいよ。

 

なんとこれに続き本家VTIも2019年4月26日付けで0.03%に信託報酬を下げた。多分楽天VTIも追陪するだろうしますますお得だね。

www.haiagare-sasami-r-vti.work

 

2019年5月10日追記  0.224%に到達、楽天VTIの信託報酬は下がり続けている

計算してくれた人がいたのでリンクを貼る。

shintaro-money.com

 

すごいどうでもいいことだけど信託報酬にこだわってた人達もこれで静かになるんじゃないかな。楽天VTIは基本バイ&ホールド、たまの下落時に買い増しは安定。

 

 

ではでは