持たざる者が時間を武器に金持ちになる

トータルリターンを常に公開。貧乏出身で現在進行形で貧乏な20代の若者が30年後に金持ちになるまでの軌跡を見せる。楽天VTIが投資の軸

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バンガードがVTやVYMなどETFの信託報酬を下げた結果、楽天バンガードシリーズも無事に追随した。そしてバンガードの低信託報酬の理由とは? 日本と米国との思想の違いが生んだ投資リテラシーの差は深刻である

どうも、僕です。

 

僕は結構どうでもいいんだけど、まずはバンガードシリーズの信託報酬の話をするぜ。何と言ってもこのブログの検索流入トップの話題だし。

www.haiagare-sasami-r-vti.work

 

でも、それよりも僕は後半の話の方がしたい。バンガードってすごいんだぜ。

 

 

 

 

 

 

バンガードETFおよび楽天バンガード投資信託に投資している人にお知らせ

もう知ってる人も多そうだが、今から二つリンクを貼るからバンガードETFか楽天バンガード投資信託に投資している人はチェックしといた方がいい。

 

一つ目はこれ。

www.vanguardjapan.co.jp

 

バンガードが只でさえ低い信託報酬をさらに下げたというお知らせ。VTやVYMなどが下がるあたりバンガードの経営努力の凄さを感じる。

 

んで二つ目はこれ。

www.vanguardjapan.co.jp

 

楽天バンガードが本家バンガードETFと同じ割合で投資信託の手数料を下げたというお知らせ。きっかり同じだけ下げているのが好感を持てる。

 

まとめると当然の話なのだが

 

 

  • いくつかのバンガードETFの信託報酬がまた低くなった(すげえ)
  • それに伴い楽天バンガードも本家が下げた分だけ手数料を下げた(そりゃそうだろ)

 

 

これだけの話。

 

まあいつまでたっても値上げばかりで値下げされない自販機のジュースのことを考えると、しっかり本家バンガードに追随した楽天バンガードは良い仕事してるぜ。

 

しかし残念ながら本家VTIは信託報酬0.04%のままなので、僕のポートフォリオを占める楽天VTIも手数料はそのまま変更なしである。

 

そもそも本家VTIは信託報酬0.04%なのでこれ以上下げるのは難しいだろう。なんて言ってたらこんな噂が聞こえてきた。

 

本家VTIの信託報酬も下がるかも?

噂によると本家VTIが信託報酬を下げて0.03%にするとかなんとか。ソースはブルームバーグ。

www.bloomberg.co.jp

 

また、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」の手数料も引き下げる

 

この『バンガード・トータル・ストック・マーケットETF』は本家VTIのことね。目的としてはETF発行首位のブラックロックを追い越すためって感じかな。

 

楽天VTIに投資している身としてはこれは是非とも実現してもらいたい噂である。所詮は0.01%だけどね。まあ高いよりは低い方がいい。これにこだわりすぎる人とは話が合わなそうだけども。

 

 

しかしバンガードはなぜこんなにも信託報酬を下げることができるのだろうか。同業他社を蹴落とすために赤字を出しながら無理をしているのか?

 

答えはノーだ。投資先進国の米国らしい素晴らしいシステムが形成されてるんだぜ。

 

 

なぜバンガードは信託報酬を限りなくゼロに近づけることができるのか?

その理由はこちらの記事を引用。というかここに全部書いてある。

diamond.jp

 

バンガード社の表面上の強さはコストの低さですが、その裏側には他社が容易にマネできない低コスト競争に勝ち抜くための持続可能な戦略的仕組みがあり、これが真のバンガード社の強みとなっているのです。

 

普通なら競合他社が値下げすれば同じように値下げをして対抗する体力勝負となるわけだが、バンガードはこの体力が異様に強いというわけである。

 

だからこそ元々の本家VTIの0.04%というほぼゼロみたいな信託報酬を、さらに低くして0.03%になんて半端ない真似ができるのだろう。

 

んで、なぜ体力があるのかというと……

 

アットコストという先進的な考え方

バンガードは『アットコスト (at-cost)』と呼ばれている考えを原則としていて、これにより『利用者に適正なサービスを提供し、適正なコストを支払ってもらっている』から、『いわゆる低信託報酬でも十分利益が出る』そうだ。

※『アットコスト』=『適正な受益者負担の原則』と言われる

 

なぜこの考え方で低信託報酬が実現できるのか、手数料が高いとされている日本の資産運用会社と比較してみよう。

 

 

  • 日本の資産運用会社:大半の利用者にとって必要の無いもの(定期的に開かれる無料セミナー等)も全利用者対象のサービスとして含めることで必要経費を釣り上げ、結果として手数料の増加という形で利用者の負担が増える
  • バンガード:必要なサービスのみを提供することで、本当に必要なコスト(適正な受益者負担=低信託報酬)を利用者に負担してもらっている

 

 

端的に言うとこのような違いがあるらしい。米国は配当のあり方も株主重視であることは知られているが、その思想はこういった形でも現れている。

 

この思想は割と米国特有のものであり、その対極に位置するのは残念ながら我が国日本である。

 

ちなみに今すぐ日本に米国と同じようなシステムを導入したとしても全く役に立たないだろう。それどころか導入することがまず無理だ。多分10年後も今の過剰なサービスを提供して余計な手数料を取るスタイルは変わらない。

 

なぜなら今の米国のシステムは『投資の知識があるという前提』が存在し、かつ『投資の知識がある人ほど自然と得をする』ようになっており、投資初心者どころか全く投資に興味がない人間が多数を占める日本で実施するには『レベルが高すぎる』からだ。

 

例えば僕であれば信託報酬1%の債券ファンドなんかには頼まれたって絶対投資しない。明らかにぼったくりだからだ。

 

だが日本では多くの人が『なぜこのファンドに投資してはいけないのか?』の答えを知らない。まさに投資リテラシーの低い人間が多数を占めていて、彼ら全員に健全な投資をしてもらうためにはこの理由を一から説明する手間がかかる。

 

これは立派なコストで、米国では必要なくとも日本では絶対に必要になってしまうものだ。だから今すぐ手数料を安くすることはできない。

 

まず金融リテラシーの低さにより余計なコストがかかっている現状をどうにかしないことには、米国のような先進的システムを導入することなど夢のまた夢である。

 

よって僕はインデックス投資の良さをこれからも啓蒙していく。投資・金融のリテラシーの高い人間が増えれば回り回って僕の得になるからな。ちなみに『儲け話を広めると損になる』のはそれがゼロサムゲームだからだ。長期投資はそれには該当しない。

 

ちなみにバンガードではこういった初歩的質問も含めて投資に関する質問を『有料で』受け付けている。新たなサービスを受けるためには新たなコストがかかるべしという至極真っ当な思想があるからだ。

 

受付の親切なお姉さんに何でもかんでも無料で質問できてしまう日本の大層素晴らしい接客システムと比べると極めて合理的である。

 

あらゆる面で日本は投資後進国であることは否めない

日本は株主軽視思想が根強いとされており、20年以上の長期投資をするならば日本株ではなく米国株をしばしばオススメされる。

 

その要因には、こういった思想の違いが関係している。誰だってそうだろうが、僕も冷遇されるよりは優遇されたいから楽天VTIという『米国株式』に投資できる投資信託に投資している。

 

他にも米国の優れているところはたくさんあるが、今回は割愛。こちらの記事で存分に楽天VTI愛を語っているので良かったら読んでみてね。

www.haiagare-sasami-r-vti.work

 

 

結局のところ、投資初心者はつみたてNISA口座で楽天VTIを買っておけばいいよ

そうすれば30年後にはそこそこの確率で資産が2倍くらいになってるんじゃないかな。かなりうまくいけば3倍くらい? 実際はどうなるかわからんが、多分30年間銀行口座に塩漬けするよりは資産が増えるよ。

 

今回のお話のように優良ファンドはどんどん僕たち利用者が使いやすくなるようにしてくれている。特に投資先進国である米国株式に投資していればその恩恵をたくさん受けることができるだろう。

 

ただ、『すぐには結果は出ない』ことも伝えておこう。参考までに最近の半年間ぐらいの僕のトータルリターンだ。

www.haiagare-sasami-r-vti.work

 

30年計画の1年目はこんなもんだ。でも長期投資はプラスサムゲーム。僕と一緒に30年後に金持ちになってみない? 僕も初心者だから一緒に頑張ろうぜ。

 

 

ではでは